BST4366,BST4418,と番号が決まっていながら2度もリリースが見送られたジョンパットンのBN盤。
今更ながらジョンパットンに目覚めた。
ブルーノートの、ジャズのオルガンといえばジミースミスに代表されるように、イケイケのコテコテを想像する。
このイケイケ、コテコテが今一で、オルガンは…。という輩も多いかと思う。
このジョンパットンのこのアルバムのスマートで綿密な演奏は、今までの"ジャズ・オルガン"の持つイメージをいい意味で覆してくれた。
このジョンパットンのこのアルバムのスマートで綿密な演奏は、今までの"ジャズ・オルガン"の持つイメージをいい意味で覆してくれた。
前半は、あのジェームスブラッドウルマーを加えたカルテット。
(ウルマーがいいアクセントになってる)
後半はコールマンがウルマーと交代。
(ウルマーがいいアクセントになってる)
後半はコールマンがウルマーと交代。
録音は'69,'70 ビッチェズブリューの頃。
今聴いても全く古くない洗練された演奏。
今聴いても全く古くない洗練された演奏。
ジョンパットンはG・グリーンと共演の頃はコテコテ路線、それ以降はオルガンを意識する事なく聴ける洗練された演奏。
マーヴィン・キャベルのテナーとジョン・パットンのさりげない絡みがいいです。
オルガンをキーボードとして使ってる所が、違和感がないんだろうな。
やっぱりBN4000番台後半は侮れない。
John Patton - organ
Marvin Cabell - tenor saxophone, soprano saxophone, flute
George Coleman - tenor saxophone (tracks 6-11)
James Blood Ulmer - guitar (tracks 1-5)
Leroy Williams - drums
All compositions by John Patton except as indicated
1."Memphis" - 5:55
2."Footprints" (Wayne Shorter) - 6:24
3."The Mandingo" (Marvin Cabell) - 7:50
4."Bloodyun" (James Blood Ulmer) - 8:20
5."Steno" - 9:10
bonus tracks
6."Man from Tanganyika" (McCoy Tyner) - 6:10
7."Cissy Strut" (Art Neville, Ziggy Modeliste, Leo Nocentelli, George Porter, Jr.) - 6:55
8."Dragon Slayer" (Cabell) - 6:35
6."Man from Tanganyika" (McCoy Tyner) - 6:10
7."Cissy Strut" (Art Neville, Ziggy Modeliste, Leo Nocentelli, George Porter, Jr.) - 6:55
8."Dragon Slayer" (Cabell) - 6:35
9.Buddy Boy
10.2J
11.Sweet Pea
10.2J
11.Sweet Pea
Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey on June 9, 1969 (tracks 6-11)
and October 2, 1970 (tracks 1-5).
and October 2, 1970 (tracks 1-5).