Quantcast
Channel: 東信JAZZ研究所
Viewing all articles
Browse latest Browse all 479

洗練されたブルーノートのオルガン! Memphis to New York Spirit / John Patton

$
0
0
イメージ 1

BST4366,BST4418,と番号が決まっていながら2度もリリースが見送られたジョンパットンのBN盤。

今更ながらジョンパットンに目覚めた。

ブルーノートの、ジャズのオルガンといえばジミースミスに代表されるように、イケイケのコテコテを想像する。

このイケイケ、コテコテが今一で、オルガンは…。という輩も多いかと思う。
 
このジョンパットンのこのアルバムのスマートで綿密な演奏は、今までの"ジャズ・オルガン"の持つイメージをいい意味で覆してくれた。

前半は、あのジェームスブラッドウルマーを加えたカルテット。
(ウルマーがいいアクセントになってる)
後半はコールマンがウルマーと交代。

録音は'69,'70 ビッチェズブリューの頃。
今聴いても全く古くない洗練された演奏。

ジョンパットンはG・グリーンと共演の頃はコテコテ路線、それ以降はオルガンを意識する事なく聴ける洗練された演奏。

マーヴィン・キャベルのテナーとジョン・パットンのさりげない絡みがいいです。
オルガンをキーボードとして使ってる所が、違和感がないんだろうな。

やっぱりBN4000番台後半は侮れない。


John Patton - organ
Marvin Cabell - tenor saxophone, soprano saxophone, flute
George Coleman - tenor saxophone (tracks 6-11)
James Blood Ulmer - guitar (tracks 1-5)
Leroy Williams - drums
 
All compositions by John Patton except as indicated

1."Memphis" - 5:55
2."Footprints" (Wayne Shorter) - 6:24
3."The Mandingo" (Marvin Cabell) - 7:50
4."Bloodyun" (James Blood Ulmer) - 8:20
5."Steno" - 9:10
bonus tracks
6."Man from Tanganyika" (McCoy Tyner) - 6:10
7."Cissy Strut" (Art Neville, Ziggy Modeliste, Leo Nocentelli, George Porter, Jr.) - 6:55
8."Dragon Slayer" (Cabell) - 6:35
9.Buddy Boy 
10.2J 
11.Sweet Pea
 
Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey on June 9, 1969 (tracks 6-11)
and October 2, 1970 (tracks 1-5).

Viewing all articles
Browse latest Browse all 479

Trending Articles