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Channel: 東信JAZZ研究所
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もうSPには手を出さないと決めていたのに…。Victor JS-55

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イメージ 1
 
もうSPには手を出さないと決めていたのに…。
 
オクに"JS-55"でトラップを仕掛けておいたところ、罠にかかったJS-55.
落札価格\3700円、送料1512円也。
センターキャップは凹んでいたけれど、まあ直せるだろうと。
ところがところが、またもやツィーターが鳴らない!
 
イメージ 2
 
前回E-313Aoakと同じ。多分。
ここで諦めればこれ以上の出費にはならない。
でも…。
三流さんのところで、読んだ一行。
>店頭での音出しで良い音だなと思った事は殆んどありませんが、これは良いです。
この一文が気持ちを動かし、
PIGさんのところでは、
>スピーカーの前から離れられない音を出しています。.
 
やっぱり聴いてみてぇー。
即覚悟を決め、前回と同じくYOSHIDA スピーカーリペアサービスに修理依頼。
一本\8k円。
しょうがない、もうこれで2度とスピーカーに手を出す事はやめる事に決めたから。
 
原因は、腐食断線。1976年発売。
40年近く経って、まともで居ろという方が無理でしょ。
 
イメージ 3
 
もう一つ、センターキャップの凹み。
これも綺麗には直せなかった。
なんたってキャップが布で出来ている。
紙だったら、剥がして元に戻して貼り付ければいい。
掃除機で吸うも元に戻らず。
霧吹きで濡らして掃除機で吸ってもダメ。
そこで、洗濯糊を薄めて部分的に塗っては吸い、塗っては吸いを繰り返した。
でも、完全に綺麗にはならず、この辺で凹み修正は諦めた。
 
で、肝心な音は。
第一印象!箱が鳴ってる!

これはSX-3を初めて聴いた時と同じ印象
ビクターって箱を鳴らすのが上手なのかも。
E-313Aoakの音が、妙にきらびやか感じる。
 
"渋い音"、"男性的な音"そんな感じ。
'50年代のジャズには合う!
高域は控えめで、中低域に厚みがある。
重心は低い。
 
SX-3が1974年には\32800円、JS-55は'76年で\46500円だという。
これだけの価格差では、このSPは売れなかっただろうな…。
でも、SX-3よりジャズ向き!

お金は掛かってしまったけれど、気に行ったSPがまた一つ増えました。
でももうSPは増やしません!置くところがないんです。

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